アスリートのお口と歯を守る
私たちは茨城県歯科医師会認定のいばらきスポーツデンティストです。
茨城県歯科医師会が認定する資格を有する歯科医師です。
主な役割としては、スポーツ時に発生している顎顔面領域の外傷に対する適切な処置はもとより、アスリートの競技力向上をはじめ、地域住民のスポーツを通じた健康づくりを支援し、健康寿命の延伸、QOL(生活の質)の維持向上等に寄与できるよう全身管理に基づいた歯科的サポートを行います。
自己修復機能のない歯の喪失やその周囲組織の損傷、あるいは後遺症が与える肉体的、精神的なダメージはスポーツ愛好者にとっては極めて重大であります。
現在までそれらさまざまの事故に対してわれわれ歯科医師が対応してきましたが、その予防法を確立して具体的予防策を講じることの方がより重要であると思います。
スポーツ指導者や学校保健関係者は、児童・生徒、あるいは各種競技選手からスポーツ愛好者に対してスポーツ時の安全には十分に配慮しておられ、その効果と実績は計り知れないものがあります。しかし、スポーツ外傷の予防器具として運動時に口腔内に装着するマウスガードが十分に認知されていないのが現状ではないでしょうか。そうしたマウスガード装着について、いばらきスポーツデンティストが啓発活動を行うとともに、個人の口腔内に合わせたカスタムマウスガード製作や装着時のアドバイスも行っております。
アスリートのマウスガード装着の主な目的は以下に挙げた外傷の防止です。
もちろん外傷防止とともに心理的効果が期待でき、顎口腔領域から外傷が守られているという安心感から、アスリートがより積極的なプレーが出来るとする報告もあります。
一方で歯牙疾患や歯周疾患の放置、咬合の不安定にも目を向けなければいけません。マウスガードを装着したとしても、歯科疾患や不正咬合によって運動能力を十分に発揮できないことも指摘されています。今後、むし歯の予防・治療からマウスガードまで、幅広いスポーツ歯学の対応が求められています。