フッ化物洗口は、洗口液で30秒~1分間うがいをする方法で、その高いむし歯予防効果や安全性、さらに高い費用便益率など、公衆衛生上、優れた予防法です。
フッ化物洗口は、4歳から成人、高齢者まで広く適用され、特に、4歳(幼稚園児)から14歳(中学生)まで継続することが望ましく、その後の年齢においても生涯にわたって歯に作用させることが効果的です。
フッ化物洗口は、保育所・幼稚園や小・中学校で集団的に行うことで、継続的に確実に実施することができるという利点があり、実施するほぼ全員の子どもたちへのむし歯予防の効果が期待できます。
茨城県は、フッ化物洗口の普及が遅れているため、茨城県歯科医師会では、茨城県の歯科保健担当課と連携して、普及拡大に努めています。
幼稚園、保育園、認定こども園、小学校など集団でのフッ化物洗口を行う際にぜひご活用ください。 音声データはこちら(ugai_song.mp3/2.74MB)
※ダウンロードファイルは圧縮してあります。ダウンロード後、解凍してご利用ください。 |
フッ化物洗口を広めるため、フッ化物洗口の動画を作成しました。
大人向け、子供向けの2つの動画があり、フッ化物洗口についてわかりやすく説明しています。是非ご視聴ください。
教育関係者、保育関係者、保護者、一般県民向け フッ化物洗口について、効果や実施方法をわかりやすく説明しています。フッ化物洗口を実施している園の様子も収録されています。
動画を見る (約46MB/12分01秒) |
園児、児童、保護者、一般県民向け むしーば、フッカマンなどのキャラクターが登場する楽しいアニメーションです。
動画を見る (約190MB/4分06秒) |
「始めよう!!フッ化物洗口(歯を強くする予防法)」(茨城県保健福祉部 健康・地域ケア推進課)
「はじめてみませんか?フッ化物洗口 クチュクチュうがいで むし歯予防」
茨城県歯科医師会では茨城県と連携し、科学的根拠に基づくむし歯予防法であるフッ化物応用の推進を図っておりますが、本県のフッ化物洗口の普及は遅れており、普及率はワースト県になっています。保育所、幼稚園、学校等において行うフッ化物洗口は、永久歯への生えかわりの時期でむし歯になりやすい幼児期・学齢期の子ども達の歯の質を強化し、むし歯予防に効果があります。また、集団で継続して行うことにより、家庭の環境に影響されることなく、子ども達が平等に効果を得ることで健康格差の縮小が期待できます。本マニュアルは、これからフッ化物洗口を行う施設や関係者の皆様が、安全な方法で、安心してフッ化物洗口を広めるための参考となるよう作成しました。
「茨城県フッ化物洗口マニュアル」の別冊として、フッ化物洗口に関する様々な疑問や質問について解説をした「フッ化物洗口Q&A」を作成しました。
保育所・幼稚園・こども園等の就学前施設や学校等において、実際にフッ化物洗口を行う際に、疑問が生じることもあると思いますので、本書をご利用下さい。
茨城県では、むし歯予防法として科学的根拠のあるフッ化物洗口を全市町村の就学前施設(幼稚園、保育所、認定こども園等)及びモデル校に指定された小学校にて実施することを目指し、積極的な普及活動を行うことになりました。今後、歯科医師による指導や支援が必要となることから、別添のとおりWEB研修会を開催いたします。
特に、学校歯科医、園嘱託歯科医の先生におかれましては、市町村や学校、施設等から説明や指導の依頼があることが予想されますので、是非受講いただきたくお願い申し上げます。
施設でフッ化物洗口を実施する場合、歯科医師からの指示書をもとに薬剤を購入します。以下に茨城県HP掲載の指示書様式を掲載します。ご活用ください。