障害者歯科医療は、一般歯科医にとって未だ日常的な診療ではなく、どうしても口腔センターに患者さんが集中してしまう傾向があります。そのこと自体は問題ないのですが、ある程度の治療を終了し、その後の診療(障がいの軽度な患者さん、口腔ケアなど)について一般歯科医でも十分対応できると思われる患者さんが多くなり、口腔センターでの治療を本当に必要とする患者さんの予約が取りにくくなるという弊害が生じています。
そのような事態を解消する為、口腔センターでの治療が終了し、地元の歯科医院でも対応できる患者さんを口腔センターから紹介するというシステムの構築をめざし、この連携ネットワークを進めています。
多くの会員が登録することで、患者さんの通院も楽になり、会員自身にとっても有意義なシステムとなる事を望んでいます。